オススメ&お気に入りCDのリスト

やっぱり生演奏が一番いいんだけど、なかなかそうはいきませんよね。そこで、当研究室お勧めのCDをご紹介したいと思います。


カノン集

カノン100% fiore
(発売元:BMG/BVCC-37401)

オススメ!最初から最後までカノン一色のCDです。いろんなアレンジのカノンが14曲も入っています。オリジナル風なのはもちろん、アルバムの一番最後にはなんとあのジーグも入っています! さまざまな楽器での演奏を収録してありバリエーションも豊富で、ライナーノートの解説も詳しく、かなりのすごいCDです。

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パッヘルベルのカノン オンパレード
(発売元:ポリグラム/PHCP-20310)

最初から最後までカノン一色のCDです。いろんなアレンジのカノンが11曲入っています。オリジナル風もちろん、速いカノン遅いカノン、クラリネットの演奏や人の声で演奏したものもあり楽しめます。このCDの演奏は原曲の譜面を尊重した演奏になっています。

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カノン100% パッヘルベルのカノンによる天然果汁の詰め合わせ
(発売元:BMGビクター/BVCC-7339)

最初から最後までカノン一色のCDです。いろんなアレンジのカノンが8曲入っています。オリジナルからポップス風なアレンジ曲までいろんな味のカノンが楽しめます。

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パッヘルベル全般

パッヘルベル:室内楽曲集 /プロ・アルテ・アンティクア・プラハ
(発売元:ポニーキャニオン/PCCL-00308)

パッヘルベルの室内楽曲を集めたCDです。カノンとジーグの他、音楽の楽しみ (このCDでは「音楽の遊び」と訳されています)の6曲や、5声のパルティーが収録されています。パッヘルベルの“カノン以外の曲”が収録されている数少ないCDのひとつ。

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Pachelbel: Canons . . . and more /Barbara Harbach
(発売元:Gasparo Records/GSS-2001)

パッヘルベルのカノンとオルガン曲を集めたオルガン曲集。カノンは最初静かに始まりますが最後の方ですごい迫力になってしまいます。シャコンヌヘ短調がお気に入り。

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その他

バロックHITS /イル・ジャルディーノ・アルモニコ
(発売元:ワーナーミュージック・ジャパン/WPCS-11124)

こちらも一般的な演奏では4~6分かかる所を3分台で演奏してしまうテンポです。 そこには癒しなどではなく、厳格なるカノンということを主眼に、淡々と調和の旋律が規則正しく織りなす美しさを感じることができます。 こちらのアルバムも、ジーグも収録されています。

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KAMMERMUSIK /Musica Antiqua Köln
(発売元:ARCHIV PRODUKTION GALLERIA/427 118-2)

一般的な演奏では4~6分かかるカノンをたった3分で演奏します。ゆっくりなカノンが好きな人が聞いたらその早さに笑うしかないかも。(^^; 古楽器による演奏でクセがありますが個人的には結構お気に入りです。ジーグも入ってます。

永久(とわ)へのカノン /ダニエル・コビアルカ
(発売元:プレム・プロモーション/PRD-102、PRD-8102)

ただひたすらにスローリィーなカノンが入っています。普通なら演奏時間5分弱のカノンを23分もかけて演奏します。カノンとして聞いたらその遅さにイラつくかも。(^^;

かなり環境音楽な感じの曲にアレンジされてしまっているので原曲と雰囲気が少し違いますが、このアレンジは穏やかで安らぎに満ちており非常に静かな曲で、ヒーリング的にや安らかなBGMとしては、かなりいい曲になっていると思います。 2000年2月9日、廉価版が出ました。

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独断と偏見のお気に入り

太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック 「サントラ2008」
(発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント/COCX-34933→4)

最後に収録されている「カレ・カノ・カノン」が パッヘルベルのカノンのアレンジソングで、疾走感がある恋の歌です。 恋してる女の子の揺れ動く心を、恥ずかしいくらいに素直に歌い、 歌詞にもクラシックや音楽等の用語に引っかけた比喩があったり、 カノンのアレンジソングとしても、うまく融合しているなあと思います。

この曲のAメロは、カノン冒頭のゆっくり下がるメロディ(3~4小節目)なのだけど、 イントロが、カノン前半のやや音符が増えてきた頃のメロディ(11~12小節目)で、 カノンの一番有名なメロディ(19~20小節目)をなんとBメロに持ってくるという、 他のカノンのアレンジ曲にはあまり見ない珍しい構成になっています。

そしてサビは、カノンの後半のゆったりと盛り上がる 一瞬ト長調に転調したような部分のメロディ(43~46小節目)を当てています。 曲の終盤では、それを踏み台にして本当に転調して変ホ長調になってしまい、 最後はそのまま盛り上がって一気に駆け抜けて終わります。

私もカノンのアレンジソングは色々と聴いていますが、 この曲は歌詞もアレンジも構成もとてもよくできていて面白く、 パッヘルベルのカノンが好きな方はお勧めできるかなあと思います。

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D.J. KRIS KRINGLE presents...THE KRIS MIX
(発売元:MADACY ENTERTAINMENT CROUP/DJX-2-0425/MADE IN CANADA)

ノリの良いエレクトロニック・ダンスミュージックにアレンジしたカノンが入っております。 こう言う四つ打ちのノリの良いリズミカルな曲は理屈無しでいいですねぇ。いい感じで気分が高揚します。

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KANON /宮村優子 (CDS)
(発売元:ビクターエンターテインメント/VIDL-30053)

カノンのアレンジソングが収録されています。作詩編曲は濱田理恵さん。 カノンのメロディーに乗せて歌を歌います。割と原曲のメロディーに忠実でアレンジソングとしてはよくできていると思います。 そのタイトルも「KANON」。なかなかいい曲になってると思う。 シングル版の方にはカップリングでこのKANONのオカリナバージョンが入っています。それもなかなかいい感じ。

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