涙のカノンについて

『涙のカノン』とは、なんのことはない。やはり、いわゆる“パッヘルベルのカノン”のアレンジタイトルだと思われます。どの辺が“涙の”なのかはわからないが、ただのカノンでしょう。私は、バッハの『蟹のカノン』ような暗いのを想像していたのですが‥‥。ただ、『涙のカノン』と言うタイトルの曲は複数存在していて特定ができません。

元々この曲名は、私がクラシック演奏会のプログラムで 『 涙のカノン (パッヘルベル) 』 と、書いてあったのを見てから探し続けていたものです。私が見つけた涙のカノンは、日本コロンビアから1993年に出ている『肌にやさしい音楽(クラシック)/愛の悲しみの時』というCDです。(←ォィ。“音楽”と書いて“クラシック”と読むのか!?)この『涙のカノン』は、弦楽四重奏とパープによる『パッヘルベルのカノン』のアレンジ曲です。

しかし、他にもたくさんあることが判明しました。この、同名の別物と言う存在のせいで、捜索が撹乱させられていた所もあるようです。実際、フランスの映画『夫婦』で使われているのが『涙のカノン』であるという情報もあり、日本で発売されているヒーリングCDの収録曲がそんな映画に使われるわけがありません。そのため、不信には思っていたのですが、その時は『肌にやさしい音楽』しか見つけられませんでした。

後日、総力を挙げて(ウソ)調べた結果、『涙のカノン』という曲が収録されているアルバムが、前述のアルバムも含めて49枚もある事が判明致しました。一応、今のところわかっている、存在が判明したものは以下のものです。

私がクラシック演奏会のプログラムでみた、涙のカノンはいったいどれだったのでしょうか‥‥。



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